正直あまり気にしてないどうしようもない僧侶です。
私は、表書きと名前がきちんとかけているならすべて白無地の水引なしでいいと思っていますよ。
私が例外だと思うし
これだと
答えにならないので
一応ここだけ抑えておけばいいのでは?というところだけまとめておきますね。
目次
水引は結びきりが鮑結び
水引は
開眼などの紅白を利用する場合においてもすべて
結びきりが鮑結びのものです。
あわじむすびという場合もあります。
最近は水引が印刷されている封筒を利用される方もいます。
お布施袋/水引の色と表書き一覧表 早見表
水引 | 表書き | |
---|---|---|
葬儀 | 白黒 | 御霊前 御香典 |
お逮夜 | 白黒or黃白 (印刷○) |
御布施 (+右上に二七日~) |
満中陰以降法事 | 黃白 | 御布施 (+右上に一周忌~) |
車、膳料 | 水引無し無地 | 御車料 御膳料 |
月参り | 黃白(印刷○) 水引なし無地 |
御布施 |
仏壇石碑開眼 | 紅白 納骨と同時の場合は黃白 |
御布施+右上に開眼法要 開眼供養御礼 |
納骨 | 黃白 | 御布施+右上に納骨供養料 |
お葬儀の香典・葬儀の御布施袋と水引の色
喪主さんの場合
葬儀屋さんが用意するか
聞けばいいので迷うことはあまりありません。
基本は
黒白の水引を使います。
迷うのは
葬儀に参列する場合の香典ですよね
▼香典の場合
【水引】
黒白
【表書き】
御香典
御霊前
【名前】
代表者のフルネーム
二七日以降のお逮夜のお参りのお布施袋と水引の色
葬儀の際には初七日を繰り上げて行います。
骨上げのあとに再度集まって行っている法要が
繰り上げ初七日です。
二七日以降六七日までは
毎週お経をあげます
お逮夜といいますが
今はお昼にお経をあげるのが基本になっています。
最近は満中陰まで飛ばしてしまう場合もありますが
できるならお逮夜はうちうちでも勤めたほうが良いと
僧侶目線では思います。
供養という意味でもですが
故人のためにあれこれ尽くす忙しい時間が実は心の安定につながるという側面も大きいです、
が
あえてそれを言う僧侶はいないと思います。
飽くまで供養だと。
脱線しましたが
【水引】
黃白の印刷の簡単なものでいいです。
地域によっては満中陰までは白黒を使う場合があります。
迷う人は
白無地か黄色ラインのある水引なしでもいいかと思います。
【表書き】
真ん中に御布施
右上に
二七日
三七日
四七日
のように追記すると丁寧ですが
御布施だけでも良いです。
【名前】
名字
満中陰と以降の法事のお布施袋と水引の色
▼満中陰の御布施袋は
御布施
御膳料
御車料
というように分けます。
満中陰と位牌開眼を同時に行う場合は
満中陰で併せて行うので別封筒で用意しません
が
仏壇を開眼するという場合
仏壇開眼供養料として紅白の水引封筒で分けて用意する場合が多いです。
【水引】
御布施→黃白
御膳料、御車料→水引なしの白無地
仏壇開眼→赤白
この封筒なら
水引はないですが
表書きが印刷されているので名前だけ書けばいいですね。
▼法事は
満中陰と同じです
御布施→黃白
御膳料、御車料→水引なしの白無地
黃白の水引の袋はこんな感じです。
月参りのお布施袋と水引の色
月参りというのは馴染みのない人もあるかもしれませんが
毎月の月命日に行う仏壇出張お経サービスのことで
具体的には
お坊さんが自宅の仏壇までバイクか車でやってきて
仏壇に10分程度のお経を上げるサービスです。
交通費もふくめて5,000円程度が相場で
関西では特に盛んに行われています。
毎月のことで
あまり仰々しい封筒は必要なくて
お布施と書かれている封筒であればどんなものでもいいですが
昔は
お年玉袋のようなサイズが多かったんですが
今はお金を折り曲げなくていいように
すこし大きめのサイズを用意されることが多いです。
水引は基本なしで
あったとしても印刷のもので大丈夫です。
白無地かサイドに黄色のラインが入っているものどちらでも大丈夫です。
こんな感じだと
御布施は印刷されていますのでお金を入れるだけでいいです
毎月のことなので誰からの御布施かはわかるんですが
できたら名字書いておいてほしいところです。
名字が抜けてる場合は
その場で名前かいちゃいますね私は。
名前の部分は筆文字になりますし
あまり筆を使い慣れてない方は
名字か名前のハンコを押すという手もあります。
石塔石碑お墓や仏壇の開眼+注意事項
▼お墓や仏壇を開眼する場合は
仏壇の開眼となると家に本尊様をお迎えするとういことですし
新しいお墓の開眼となると塔の建立ということで慶事になるので
赤白で結びきりが鮑結び(あわじむすび/あわびむすび)の水引で熨斗(のし)無しです。
▼新精霊の納骨といったような
墓前の読経の場合は
黃白の水引の封筒の真ん中に
お布施
右上に納骨供養料
と書きます。
ややこしいのは
石塔(お墓)の開眼と納骨を同時に行う場合ですね。
この場合は
黄白の水引のものを用いいます。
納骨供養の際注意が必要なのが
追加彫刻を施してくれた
石材屋さんへの代金です。
おそらく事前に金額は言われると思うので
石材屋さんに直接渡します。
封筒は白無地で大丈夫かと。
この時に石材屋さんへの代金と別に
石屋さんの従業員の方に寸志として金一封を渡している家もありました。
かなりレアケースです。
相当大きなお墓でしたね。
きっと忘れるのでまたその都度見返します
地域差も激しいことなので
ネット情報だけを鵜呑みにしないようにしましょう。
このページも含めて。
極論いうと何のお布施か?表書きできちっと分かれば全部白無地でいいと思っているんですけどね。
が、こんなゆるい僧侶も珍しいかもしれませんから
このあと一応お世話になるお寺さんに確認してみるとよいかと思います。
どれを用意したらいいのか?
まとめて、ざっくり教えて下さい